八ッ場ダム工期5年延長に県議会の慎重な審議を求める請願を提出 

【八ッ場ダムの工期5年延長について、県議会の慎重な審議を求める請願を提出】
八ッ場ダムをストップさせる千葉の会では、3月4日、県議会宛に下記の請願を提出しました。
3月17日(月)午前10時からの県土整備常任委員会で知事提案の八ッ場ダム計画変更に関する議案とともに審議される予定です。

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請 願

八ッ場ダム建設計画について議会の慎重な審議を求める

請願者:村越啓雄、中村春子
紹介議員:小宮・吉川・大野・川本

請願趣旨

 国土交通省は昨年12月八ッ場ダムの工期を5年間延長し、2015年末とする方針を発表しました。

 八ッ場ダム計画は最初の計画発表からすでに56年が経過しました。基本計画策定時から、工期変更は2000年、2010年、2015年と3回、事業費は2,110億円から4,600億円へと変遷してきました。

 一方、千葉県にとって八ッ場ダム事業を必要とした治水、利水での条件は、この30年間に大きく変わりました。特に利水については、農地の減少、節水機器の進歩、産業構造の変化などから、農業用水、水道用水、工業用水とも減少傾向が確認されています。また、完成予定時の2015年には、千葉県の人口は減少に転じており、将来とも利水面での必要性が消滅することは明らかです。治水面でも八ッ場ダムは効果がないばかりでなく、ダム建設に巨額の費用を投じているため、河川の整備等優先的に行うべき治水対策が後回しにされています。

 このような背景のなかで、完成工期の5年延長は千葉県にとって無視することの出来ない基本的条件、基本的枠組みの変更であると考えます。また管理費など工事費が増大するのは必然であり、千葉県に求められる八ッ場ダム関連経費は、千葉県の置かれた財政状況のなかでは県民の負担できる財政能力を超えるものです。

 ついては、千葉県議会におかれましては、利水の条件の変更などに伴い八ッ場ダム事業を再精査するため、国から補助を受ける千葉県の事業として事業再評価を県に求めるとともに、今議会に提出予定されている八ッ場ダム建設の基本計画の変更に対する同意案件について、慎重審議を行われるよう、以下の項目について請願いたします。

請願事項
  1. 事業再評価を、新たな条件の下で実施すること。
  2. 事業再評価は、公募による複数の県民を含めた外部委員により、県民に公開された会議によって行うこと。
  3. 国土交通省との協議は、以上の条件が整ってから実施すること。

千葉県議会議長宛