第6回里山シンポジューム 

第6回里山シンポジュームのご案内
里山と食料2009

◆里山シンポジウム
日時:平成21年5月17日(日) 12時30分から 
会場:志津コミュニティーセンター(佐倉市井野794-1)  
定員:400名(当日先着順です)  
内容:パネルディスカッション テーマ「里山に託す私たちの未来~里山と食料・水・木材」   
問合:里山シンポジウム実行委員会事務局
    電話:03-3824-6071

パネルディスカッション テーマ「里山と食料・水・木材」(案)
里山シンポジューム実行委員会副会長 栗原裕治さんからの提案です。

今でこそ食料の多くを海外に依存していますが、平地の少ない日本は大規模農業には適しませんが基本的には食料生産に適した地域です。暖流と寒流がぶつかる日本列島は、暖流が運ぶ大量の水蒸気によって適度な降雨・降雪があり温暖湿潤な気候に恵まれています。今から7千∼8千年前の縄文早期後半ら縄文前期の頃の縄文人は、既にかなりの食料生産を管理していたと推測されています。

弥生時代に大陸から灌漑施設等を含む水田稲作の技術が入ってくると、日本人は長い時間をかけて、より安定的に食料を生産できる持続可能な生活基盤をつくりだしました。
それが日本の原風景といわれる里山です。里山で暮らす人々は、自然の恵みを最大限に引き出すとともに、各所に氏神を祀り、神(=自然)の恵みに感謝してきました。

今回の「里山と食料・水・木材」はあらためて里山の価値について、再評価してみようとするものです。

千葉の典型的な里山をイメージすると、里山には田畑や集落があり、水田に水を引くことができる中小の川が流れています。佐倉市の場合は、それらの川は水田を潤して印旛沼に注ぎます。一方、それらの川の源流には谷津があり、その斜面林から上部の台地にかけて二次林(=里山林)が広がります。この谷津は、湧水や斜面林からの絞り水に恵まれ生物多様性の宝庫で、谷津田として食料生産の一翼を担ってきました。また、里山林も里山に暮らす人々によって手入れされて周期的に若返り、木材や燃料の供給基地になるとともに、大量の地下水を涵養してきました。

里山の価値は、人間が自然と共生することによって、食料、水、木材に代表される多くの自然の恵みを安定的に引き出すことを可能にした点にあります。里山を通して地域の循環社会が成立していたといえます。

また、高い山がない千葉県は森林率が全国平均の半分ほどですが、地下水は豊富です。
群馬県や栃木県に降った雨や雪が河川だけでなく、地下水となって千葉県に流入しているからで、他県の森林からの恵みも千葉県は活用してきました。

今回のパネリストの方々は、里山の恵である食料、水、木材にそれぞれ関わりがあります。そこで、「もし、里山がなくなってしまったらどうなるか」「里山を未来に引き継いでいけるようにするにはどうしたらよいか」という視点から、発言していただきたいと考えています。

◆里山体験コース
5月9日(土)植樹体験と今シーズン最後のイチゴ狩りコース(山武市)
5月10日(日)米沢の森で里山活動とハイキング自然観察コース(市原市)
5月16日(土)森林整備と田園空間「まほろばの里」で採れたてマッシュルームを味わうコース(香取市)
5月24日(日)「南房総おんだら山」~里山活動とわらじづくりコース(南房総市)

里山体験コースのご案内、申し込みはこちら

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