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第一回訴訟開廷 

3月11日(金曜日)10時30分、千葉地方裁判所501法廷で第一回口頭弁論が行われた。法廷は地裁民事で一番広い部屋だったが、弁護士6名の他、原告席に23名、傍聴席に36名の満席で、入れなかった傍聴者3人が外での待機を余儀なくされ、(傍聴者入廷後に来たので)マスコミ3社も廊下での取材だった。(入れなかった皆さん申し訳ありませんでした。ここでお詫びします)
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 最初に原告、「八ッ場ダムをストップさせる千葉の会」代表の村越啓雄さんがパワーポイントを使用し、グラフや数値データをスクリーンに投影しながら、八ッ場ダム事業のそもそもから説き起こし、その治水に対する無効性、次に千葉県の水あまりの現状と将来、最後に八ッ場ダムが予定されている吾妻渓谷の地滑り危険性などを訴えて、八ッ場ダム事業は中止すべきとした。

 続いて共同代表の中村春子さんが、佐倉市飲料水として美味しい地下水を利用したい。そのためにも八ッ場ダムからの水が不要であること、佐倉市、習志野市、船橋市などそれぞれの議会から八ッ場ダム事業の見直しの意見書が知事宛に出されていること、そして巨額工事費が千葉県財政を圧迫するであろうと訴えた。

 最後に菅野泰弁護士が八ッ場ダムがむだな公共事業であること、上水道としても工業用水としても不要であり、治水にも役に立たず環境を破壊すること。国の事業であるが、県はもっと独自の立場から調査検討して決定すべきものであることなどを陳述した。

 裁判長はスクリーンの上の数字やグラフや景観を熱心に見ていたが、またそれぞれの陳述に耳を傾けていた。

 被告席(代理人・伴弁護士)から取り立てた反論はなかったが、答弁書をみると、「ダムの使用権」は「財産」にあたらないから地方自治法の「財産の管理を怠る事実」にあたらない、従ってこの裁判を却下すべきであるというような形式論的反論に終始し、正面から弁論しようとする姿勢にいたらなかったが、次回法廷では共同訴訟参加の訴状についても意見を述べるので、内容が膨大なので書面作成に2ヶ月欲しい、と裁判長に訴えていた。

 なお、監査請求をしながら訴訟に加わるのが遅れ、独自に提訴した4人の訴訟について、共同訴訟参加として、われわれの訴訟と一緒に審議していくことに同意されました。

閉廷後、弁護士会館で裁判の解説がされたが、弁護団から第一回の冒頭陳述であるが幸先のよいスタートと感じられたと感想があった。さらに、原告と傍聴者の熱気が法廷をも動かすものだから今後もぜひ傍聴を続けて欲しいなどとの話があった。

 次回法廷は5月27日(金曜日)10時30分から開かれる。同法廷(501号)か、刑事訴訟で使用される一番広い部屋(301号)が予定された。

  「あれこれ」に裁判終了後の弁護士会館での集会の写真があります。

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