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STOP八ッ場通信16号 P7【地滑り対策の費用が膨らむ二瀬ダム・滝沢ダム】 

STOP八ッ場通信16号 P7

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<地滑り対策の費用が膨らむ二瀬ダム・滝沢ダム>

 5月17日(木)埼玉の奥秩父にある2つのダムの見学会(八ッ場あした
の会と八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会共催)に参加しました。

 現地では、関東地方整備局二瀬ダム管理所木村所長から説明を聞きました。このダムは、1961年完成後も貯水池周辺の地すべり対策に悩まされ続け、2年前には麻生地区に大がかりな集水井戸を2基設置しています。井戸の上に建っているかつての民宿はダムの水位が下がると家がギシギシきしみ、柱や床材が斜めに歪んでずれるなどの地割れの被害を被ってきました。
 地下水を排除するためにパイプ管を放射状に施工し、工事費は約1.7億円もかかっています。さらにこの二瀬ダムは堆砂問題が深刻です。運用されて50年が経ちますが、すでに計画量の9割も堆砂が進み、除去のための対策費が年間1億円もかかっています。大雨が降ると地すべりが起こりやすいので、6月から8月末にかけて、毎日90㎝ほど徐々に水位を下げているとのことでした。
 昼食をはさみ、次に向かったのが、滝沢ダム。独立行政法人水資源機構滝沢ダム管理所の池上所長から説明を受けました。

 このダムは、地すべりで有名です。1999年にダム本体工事に着手し、2004年に完成しましたが、2005年10月の試験湛水開始から地すべりが頻発。ようやく一昨年の3月に供用開始となりましたが、地すべり対策にかかった費用が、なんとトータルで300億円。供用開始後の対策費に145億円もかかっています。国道や市道にも亀裂が入り、これまで7回の対策工事をしています。
 ダム完成後も地すべりを押えるアンカーボルトの維持管理のために600箇所も計測器をつけており、予断を許さない状況です。
 また、二瀬ダムと同様に急激な水位低下による地すべりを回避するため、今年は5月10日頃から50日間かけて、一日40㎝ほど水位低下し、20m下げていくとのこと。農業用水などの利水者の同意も得ているとのことですが、要するに「水は要らない」「足りている」ということになります。この先も続くダムの維持管理費も含め、いったい誰のための何のためのダムなのでしょうか?
 アンカーボルトがむざんにも一面に施されたダム湖は、八ッ場ダムの将来を彷彿とさせます。ダム本体ができれば、この2つのダムと同様に地すべりや堆砂問題が必ず生じると専門家は指摘しています。無駄な上に自然を破壊する公共事業はこれ以上続けるべきではないと思いを強くし、滝沢ダムを後にしました。             (入江晶子)

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