STOP八ッ場通信14号P4【7月20日 2つの院内集会に参加 ほか】  

yanba14_4.gif
【7月20日 2つの院内集会に参加して】
 当日は「ダム事業検証検討の実態報告会」と「不要・不急な公共事業2011年度予算を震災復興へ」の両集会が午後1 時から5時近くまで開かれ、全国各地のダムや高速道路、原発施設等への反対運動に取り組んでいる団体が参加した。

 前半では、一昨年8月の政権交代後に進められている全国83のダム事業検証検討が一般市民の議論抜きで進められ、ダム事業を推進する国交省や関係都県知事にお墨付きを与える形だけの検証作業になってしまっている実態について報告された。八ッ場ダムについても7月19日に第7回検討会があり、今年秋までに結論が出される予定とのことだが、情勢は極めて厳しい。

 後半の集会では、世田谷区長に就任したばかりの保坂展人さんが駆けつけ、「震災復興予算の中に不要・不急の公共事業がどさくさに紛れて丸め込まれている。焼け太り予算、思考停止状態を見逃してはならない」と指摘された。また、これからの公共事業は修復・修繕型であり、目的喪失型ではなく目的明示型公共事業へのシフトをめざすべきと方向づけられた。2011年度の公共事業予算約5兆円のうち、不要・不急な事業を試算すると、約2兆円(そのうちダム関連は2400億円程度)になる。これを震災復興費へ丸ごとシフトさせなければ、増税や大量の国債発行は決して認められないと参加者一同で集会アピールを採択し、ただちに政府要人に申し入れを行った。

 第2次補正予算案が衆院本会議で採択される日でもあり、会場には民主・共産・社民各党の国会議員が入れ代わり立ち代わり、会場に顔を見せた。八ッ場ダムの完全中止に向けて、パフォーマンスではなく初心貫徹してほしいと強く願わずにはいられない。
(入江晶子)


【緊急学習会 このままではつくられてしまう! 八ッ場ダム】
日 時 8月21日(日)午後1時~3時
場 所 千葉市生涯学習センター(メディアエッグ)
    千葉市中央区弁天3丁目7番7号
    TEL.043(207)5811(代)
講 師 嶋津暉之さん(全国水源開発問題連絡会代表)
参加費 500円


【八ッ場ダムも原発もいらない!】
福島原発事故が起きてから、常に既視感にとらわれている。八ッ場ダムとそっくりなのだ。
例えば―

・両方とも国策で進められてきた。
・立地条件→首都圏の利益のために地方に作られる。
・地元の反対→ 最初は猛烈な反対運動。国は札びらでひっぱたきながら懐柔。反対派は
封じ込められる。
・首都圏の無関心→地方なんか知ったこっちゃない。水も電気も使い放題よ!
・交付金や補助金制度の弊害→国からの金で立派な箱モノが林立。気がつけば地元産業は疲弊し、交付金という麻薬に中毒になってしまう。
・官僚の天下り先(受け皿)→現在、国交省も経産省も猛烈な「巻き返し」中。
・河野太郎衆議院議員→自民党らしからぬ見識を発揮し、国交省および経産省に切り込ん
では我々の喝さいを浴びている。

 と類似点を並べ立ててみたが、改めて、「国策」事業の罪深さを痛感する。

いったん走り始めると、止めるのは至難のわざ。
しかし止めなければならない。ダムも原発も、子どもたちの未来を脅かす存在だから。
(大野博美)


【編集後記】
2011年3月11日の震災当日はバイト先にいた。地震の怖さを実感し、帰り着いた自宅で、三陸一体を襲った地震による津波の被害を見続けることになった。それから4ヶ月以上が過ぎた今も、地震、津波、原発事故に関連する被害を連日聞き続けている。原発事故はいまだ収束する気配もない。計画停電を強行した東電は、埋蔵電力の一般利用を進める気配も無い。埋蔵水資源である地下水を利用せずに、表流水に執着する河川行政と似ている。
(高野晴美)

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://yanbachiba.blog102.fc2.com/tb.php/182-05750236