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シンポジウム『ダムに負けない村』【動画】 

八ッ場ダム問題を理解するための動画です。
洪水のメカニズムとダムの関係を非常に分かりやすく説明しています。
どうぞごらん下さい。

2009年7月20日、群馬県前橋市で行われた
シンポジウム『ダムに負けない村』より

基調講演『河川行政の転換ーダム予定地の現実に接して
講師:宮本博司さん

【洪水のメカニズム~堤防が決壊する時】
みなさんは大きな川の堤防を見てどんな印象を持つだろう。草の茂った堤防は、まるで山のよう。いかにも頑丈に見えるのではないだろうか。
 山が頑丈なのは、表層の土をのぞけば中は岩だからである。一方、日本の堤防の多くは土砂を積み上げただけだ。


【堤防決壊の理由~桂離宮の賢い洪水対策】
 水がしみ込んだ堤防の強度は低下する。強い勢いで流れる水にも削られる。それだけで決壊することもある。なんとか持ちこたえても、いったん水流が堤防を乗り越えて流れ出すと、水は川の反対側の斜面をどんどんえぐり、決壊を引き起こす。


【洪水エネルギーの分散】
  佐賀県の城原川には、「野越し」と呼ばれる工夫が残っている。所々でわざと堤防を低くして、そこから水が乗り越えても堤防が壊れないように堤防を強化して いる。洪水は、ある水かさまでは川の中を流れるが、それ以上になると一部を「野越し」から周りの田んぼに流してうまくエネルギーを分散している。昔からの 知恵であろう。


【ダム建設は銭次第】
賛成の人 も反対の人も「怨念(おんねん)」としか表現できないような深い痛みを抱え込んでいた。これほど人々に痛みを強いて造るのがダムならば、ダムを造ろうとする人間は、自ら水没住民の痛みを感じ、悩み抜き、多くの住民に徹底した説明を行い、ダム建設はやむを得ないと心から納得してもらわなければいけない。何の ためにダムをつくるのか、とことん考え、悩んだ。


【建設省の説明の長さと胡散臭さは比例する】
ダムや河川など地域の問題を、地域からもっとも遠く地域の痛みが分からない霞ヶ関がシステム。
大戸川ダム、やらないフリしてやる官僚マジック。
要旨では「凍結する」が、本文では「実施次期を検討する」にすり替わる二枚舌。


講師:宮本博司さん
【プロフィール】
1952年京都生れ。 1978年旧建設省へ入り、苫田ダム工事事務所長、長良川河口堰 建設所長を歴任。その後、近畿地方整備局河川部長として情報公開の徹底などいわゆる淀川方式の実践に尽力。06年、本省防災課長を最後に国交省退職後、一市民として淀川水系流域委員会委員長に選ばれるが、08年辞任。現在、家業の樽徳商店会長を務める。

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