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非合理な水利権行政 

今朝の東京新聞特報部に一昨日の6知事の声明に対する反論が掲載されました。
↓記事はクリックで拡大します。
東京新聞091022
東京新聞091022

八ッ場ダム 本当に必要?
過大なデータ【治水】「効果薄」
洪水を防げるのか
嶋津氏「河川改修が役に立つ」

取水制限100日減は空論
首都圏需要減【利水】「水増し」
さらに水が必要か
暫定水利権の魔術
非合理な水利権行政 改めよ
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八ッ場劇場--エキストラにもなれない?「ホンモノの」地域住民 

「ダム完成は住民の悲願」、全ての住民がダム完成を望んでおり、建設中止は住民の心を踏みにじる惨い仕打ちだ!と言う涙のドラマが、町議&県議監督主演の八ッ場劇であることが明るみに出るにつれ、今までは声も届かず姿も見えなかった住民たちが、実は充分な情報を与えられぬまま、推進派の都合良いように利用されてしまったかも知れない図が浮かんできた。
こうして見ると、ダム推進派が戸惑う町民に正確な情報を提供せぬまま、「何が何でもダムを造らないと、この村は破滅」と思い込ませているのでは、と勘ぐってしまう。
今後は徐々に「ダム建設反対」住民の声が出てくるだろう。
「八ッ場劇場」はまだまだ目が離せない。

八ッ場ダム建設
自称「住民」町議が中止反対を煽っていた(週刊金曜日/金曜アンテナ 2009/10/2)

 新国土交通大臣の八ッ場ダム中止宣言を巡る報道が過熱。その裏で、ご当地の群馬県長野原町議会に、報道されない対照的な二人の町議がいる。
 一人は中止宣言の翌日、九月一七日に同町議会に提案された「八ッ場ダム建設事業の継続を求める意見書」に、「生活再建については賛成。しかしダム本体着工については取り除いていただきたい」と異議を申し立てた牧山明町議である。町議会が推進に転じて以来、初のダム反対だ。「町民の一定数は反対。その声を今代弁しなければ。“村八分”も誤解もあるだろうが覚悟の上」と心境を語る。

 もう一人は、前述の意見書を共同提案した議員の一人。テレビ報道にたびたび登場し、ダムを見下ろす先祖の墓前で「住民」として「ダム完成は住民の悲願」とコメントする星河由紀子町議である。議会後、町議でありながらテレビ出演で「住民」を標榜する理由を尋ねると、「議員として言えば議員全体の考えになってしまう」と弁解。各議員の意見が違うことぐらい視聴者は分かると言えば「深く考えなかった。ウッカリしていた」と応じる。
 同議会では、九月一〇日に「八ッ場ダム推進協議会」が、ダム完成を求める署名を「『住民』発議」で始めたと報告された。しかし経緯を聞くと、「突然の中止明言にどう行動を取ったらいいのか分からない住民が相談し、萩原渉県議の考えで集めることになった」と星河町議は述べた。
「住民」を標榜する町議や県議が暗躍する中、九月二三日に前原誠司国交大臣が町を訪れた際には、ホンモノの住民は、いつどこに大臣が来るのかを知らされず一方的に「意見交換会の中止」を告げられた。「ダム中止反対」住民報道の一角には少なからず演出が混じっている。

まさのあつこ・ジャーナリスト


◆牧山 明
1957年群馬生まれ。農業者大学校(東京都多摩市)、アメリカでの農業
研修をへて八ッ場ダム水没予定地の上流に位置する長野原町の応桑地区狩宿
(浅間山麓)で家業の酪農業を営む。現在、長野原町会議員、あがつま農協
理事などを務める。

八ツ場ダム事業の一都五県における検証と政策転換を求めるアピール 

10/18開催 八ッ場ダム徹底検証緊急集会参加者一同による
【八ツ場ダム事業の一都五県における検証と政策転換を求めるアピール】

私たちはいま、不思議な光景を目の当たりにしています。

2001年、八ツ場ダムの完成予定は2000年から2010年に延長されました。
一都五県は国交省の提案に従いました。
2004年、今度は事業費が2110億円から4600億円に増額されました。
あまりの事態に一都五県は「これ以上完成が遅れたら、ダムの必要が無くなるかも知れない」と非公開の協議会で話し合いました。
2007年、再び工期は延長され、完成予定は2015年になりましたが、3年前の話し合いには口をつぐんでまたしても従いました。

こうして半世紀を越えた八ツ場ダム事業には、二つの致命的な問題がありました。
一つは、首都圏の都市用水の需要が10年以上前から減少の一途をたどり、利水の必要性が失われたこと。
もう一つは、治水効果の異常な低さです。八ツ場ダム計画の契機となったカスリーン台風でさえ、再来しても効果はゼロ。国交省の想定通りの雨量がダム集水域に降った2001年9月の台風15号、2007年9月の台風9号でも、八ツ場ダムがなくても下流に被害がでなかったこと、また、過去50年間で最大の洪水(1998年9月)でも、その効果は、最大13㎝の水位を下げるだけで、このときの最高水位は堤防の天端までに約4メートルもの余裕があることも分かりました。

八ツ場ダムの必要性は、時代と共に失われ、事実(ウソとホント)が隠されていたのです。
さらに、八ッ場ダムは、かけがえのない自然を喪失させ、貯水池周辺で地すべりを誘発するなど、様々な災いをもたらすダムであって、子孫に大きな負の遺産を残すものです。

私たちは、2004年に一都五県で住民訴訟を提起し、裁判を通じてこうした事実を明らかにしてきました。
一都五県の支出は違法であると訴え、その支出を返還するよう求めてきました。
時として自治体の政策判断を「違法」と断じる力をもちえない司法の限界を感じながらも、真実の力に希望を託し、事実を明らかにすることに力を注いできました。
一方で、一都五県のやってきたことは、地方自治法で「最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない(2条14項)」とされた自治体の本分を忘れ、独自の検証を怠り、国交省の説明を鵜呑みにして従うことだけでした。

ところが今、知事達は新政権の「政策判断」に対し、八ツ場ダム事業を止めるのであれば、自治体が払った金を返還せよと訴え始めています。
国交省の判断に従ってきた自らの政策判断とその責任を棚に上げ、国の責任を問うています。
自治体の「政策判断」と「支出」は誤りであると知事達を訴えた私たちから見れば、不思議な光景です。
政権が交代した今こそ、一都五県は、旧政権下において隠された事実に基づいて改めて八ツ場ダム事業を検証し、過去の政策判断を見直すべきです。

必要性の喪失が明らかなダムにさらなる税金を費やすか、より必要とされる政策実現に振り向けるかの、自治体としての責任は、今大きく問われています。
私たちは、この集会を一つの契機に、一都五県における八ツ場ダム事業の再検証と政策転換を求めます。

2009年10月18日  八ッ場ダム徹底検証緊急集会参加者一同

マスコミが報じない八ッ場ダムの意外な真実 

八ッ場ダム建設中止・・・
「マニフェストにあるから何が何でも中止する」のではない。
自民党政治の下で見直されることもなく力づくで進められてきた、問題だらけの不毛なダム建設を、政権交代で今ようやくストップすることができるのだ。
当初の予算は増額され、期間も延長され、現在7割の予算を使ってしまったのに、付帯工事は半分もできておらず、ダム本体は工事を始めてさえいない。
これをもって「ここまで造ってしまったのだから、造った方が良い」と思える人が本当にいるのだろうか?
このダムがある限り、毎年巨額の維持費が必要で、治水、利水とも殆ど不要なダムを、国民は本当に必要と思うのだろうか?
これだけの税金と年月を費やして、たったこれしか造っていないのに 「ここまで造ったから」今後もどんなに税金を使おうが、不要であろうが、ダムがすぐに埋まってしまおうが、それでも造った方が良いと思うのだろうか?
ダムを中止したら地域住民は本当に「かわいそう」なのだろうか?
現在の歴史ある温泉より、「美しい景観」を期待しきれない問題あるダム湖の法が観光的に成功すると、本当に言えるのだろうか?
地域住民たちは、充分な情報を得ることができているのだろうか?

SPA! 10/20号
元祖「脱ダム」田中康夫責任編集
【マスコミが報じない八ッ場ダムの意外な真実】


なぜ住民は代替地にほとんど移転していないのか?
工事費の7割を使いながら道路も1割しか完成していない理由は?
河川工学第一人者、今本博健・京大名誉教授と現地をリポート!

【担当編集からのコメント】
前原国土交通大臣が「本体工事の中止」を明言して、話題の八ツ場ダム。住民は突然の中止で困惑し、工事も着々と進んでいるというが、本当のところはどうなのだろうか? そこで、河川工学の第一人者・今本博健京大名誉教授とともに本誌が現地取材。
「事業費の7割を使いながら、付替道路はまだ1割も完成していなかった」
という1点だけでもこの事業のムチャクチャさがわかりますが、そもそも治水・利水面からみてダム建設の必要性はあるのだろうか!? そのほか、代替地造成や住民生活再建にまつわる問題、水質汚染、環境・景観破壊等々、八ッ場ダム問題を多面的に検証しました。
さらに、今本教授と元祖「脱ダム」の田中康夫衆院議員が緊急対談!


internet FRIDAY 10/30号
「総事業費1位はどこ?」「予算オーバー断トツは?」
【ふざけるな!「血税食い潰しダム」ワースト39】


国や水資源機構が現在建設中のダムは現在56ヵ所ある。前原誠司国交相は、ダム本体の工事に着工していないダムや導水路の建設凍結の方針を打ち出した。利水も治水も目的を失ったこれらのダムが吸いこんだ我々の血税を公開する。


10月9日日テレ「大田総理・・・」に出演した大熊孝新潟大学名誉教授(大熊河川研究室&NPO新潟水辺の会)について
【博士論文が八ツ場ダム住民訴訟で物語った真実 】
(まさの あつこ/ジャーナリスト)

http://www.gef.or.jp/activity/publication/globalnet/2008/200809.html


「ダムというのは、川を遮断してしまいますから、川の生態系に大きな影響を与えます。(略)100年後か200年後か、あるいは300年後か分かりませんけれども、ダムが土砂で満杯になってしまえば、治水効果はゼロになります。我々の子孫に対して、そういう治水方法を残していくのは問題があると考えておりまして、私はできるだけ、ダムに頼らない治水をやるべきだと主張しております」
→全部読む

上流に高濃度ヒ素疑惑?県議会で水質論争 民主系議員発言を削除 

【県議会で水質論争 民主系議員発言を削除】
朝日新聞 2009年10月08日

 前原誠司国土交通相が中止を明言した八ツ場ダムについて、6日の県議会総務企画委員会で民主党系会派の委員が「青々とした湖になるわけがない」と発言した。これに自民党系会派の委員が反発、同委員会は7日もこの問題が尾を引き、発言の削除に発展した。

 民主党系会派・リベラル群馬の角倉邦良氏が6日の総務企画委で「水質論争」の口火を切った。八ツ場ダム予定地の上流にある草津町で、温泉旅館などの「掛け流し」の浴場から捨てられる強酸性の温泉水がそのまま町内を流れる湯川に流れ込んでおり、生活排水の2割程度も汚水処理されずに湯川に流されていると指摘。これを消石灰で中和した白濁した水が流れ下って八ツ場ダムにたまることを踏まえ、ダム湖の水質や景観に過度の期待を持つことに疑問を呈した。

 この発言に最大会派、自民党・ポラリスの会の金子浩隆氏がかみついた。「不安をあおるようなことを言うのはおかしい」「草津温泉を中傷している」などと反発。ほかの同会派の委員も同調した。

 角倉氏は7日も「事実として議事録に残したい」として再び水質問題を取り上げたが、自民党・ポラリスの会と公明党の賛成多数でこの発言の削除が決まった。

 草津町によると、強酸性の温泉水を下水に流すと下水処理施設の微生物が死滅して処理できなくなるため、捨てる温泉水は、もともと強酸性の湯川に流しているという。

 消石灰で中和された水は六合村の品木ダムで沈殿処理されるが、高濃度のヒ素などがヘドロに含まれており、処理が問題になっている。

【八ツ場ダム 上流に高濃度ヒ素疑惑 こんな水を飲めるのか? まずは調査と情報公開を】
日刊ゲンダイ 2009/10/17

 19日、1都5県の知事が揃って、八ツ場ダム建設予定地を視察する。建設中止を表明していた前原国交相に対し、知事らは、「県民の水道水として絶対に必要」とアピールする狙いだ。だが、八ツ場ダムの水がそもそも”飲料水”として適当なのか。疑問の声が出ている。
 八ツ場ダムが造られる吾妻川は、かつて「死の川」と呼ばれていた。上流の硫黄分によって水質が強い酸性に変わってしまうからだ。もともと、ダム建設には適さない川なのに、旧建設省は、川に大量の石灰を流し込み、中和させることで、ダム建設を強行した。
 そのためコストは莫大だ。中和のための工場に加えて、中和によって生成されたヘドロのため「品木ダム」、さらに、そのヘドロを脱水、圧縮して埋める処理場が造られた。現在、ヘドロは処理場に高く積み上げられている。ところが、この「品木ダム」の上流には万代鉱という閉山した硫黄鉱山があり、ここから高濃度のヒ素が排出されているというのだ。八ツ場ダム問題を長年取材しているジャーナリスト・高杉晋吾氏は、こう警鐘を鳴らす。
「万代鉱は温泉源で年間50トンのヒ素が排出されています。ここ10年だけでも500トンのヒ素が中和生成物(ヘドロ)に蓄積されている。致死量にして25億人分です。これは木川田喜一博士(上智大理工学部)が1960年代から調査し、06年に『地下水技術』で発表しました」
 ヒ素は自然界に存在するもので、温泉水に含まれるのは普通だ。入浴する分には問題ない。しかし、飲料水としてはどうなのか。
 八ツ場ダムの水質については、今月開かれた群馬県議会でも論争になったが、「不安をあおるようなことを言うのはおかしい」などとして、議事録から削除された。安全であるのならば、きちんと議論し、公表すればいい。
 八ツ場ダム問題を注視している前衆議院議員の保坂展人氏はこう言う。
「ヘドロは脱水して圧縮されているので、ヒ素が濃縮されている危険性がある。きちんとした数値を調査するべきです」 
 利水の必要性を叫ぶ前に、きちんと水質を調査して欲しいものだ。

八ッ場ダムのウソorホント? 徹底検証!緊急集会プログラム 

八ッ場ダムのウソorホント?
徹底検証!緊急集会

2009年10月18日(日)午後1時30分~4時
コア・いけぶくろ 5階音楽室

<プログラム>                            
13:30開会
司会:深澤洋子(八ッ場ダムをストップさせる東京の会)
13:35主催者あいさつ 
浦田稔(八ッ場ダムをストップさせる群馬の会)
13:45八ッ場ダムABC 
嶋津暉之(八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会)
14:00「前政権型」公共事業の構図 
まさのあつこ(ジャーナリスト)
14:05徹底検証 
検証1.八ッ場ダムは継続するより中止した方が高くつく?
検証2.八ッ場ダムはすでに7割もできているので、今さらストップできない?
大野博美(八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会)
検証3.八ッ場ダムは中止になると、利根川の水を使う権利がなくなる?
検証4.八ッ場ダムは利根川の洪水対策として重要?
遠藤保男(八ッ場ダムをストップさせる東京の会)
提案:ダム予定地の生活再建と地域の再生について
嶋津暉之(八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会)
15:00休憩 (10分)
15:10質疑応答
15:40裁判で得られたもの:今後に向けて
広田次男(八ッ場ダム住民訴訟弁護団事務局長)
15:55集会アピール採択 
神原禮二(ストップさせる茨城の会)
16:00閉会

共催: 八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会
    八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会

前原国交相にケンカを売った“都幹部”は建設資材会社の役員 

あっちも、こっちも! 全て利権がらみの構造になっていることが明らかに!

前原国交相にケンカを売った“都幹部”
ゲンダイネット(日刊ゲンダイ2009年10月9日掲載)
●ふざけるな! 建設資材会社の役員だった!

 前原国交相の八ツ場ダム建設中止表明に対し、東京都の都市整備局長が6日の都議会で「無責任な暴論だ」とカミついた。自治体の一職員が大臣にケンカを売るなんて前代未聞だが、これには呆れたウラがあった。
この局長は国交省の天下り会社の役員も兼ねている。建設中止に猛反対する理由があったのだ。

日刊ゲンダイの記事を要約すると、

10月6日の都議会都市整備委員会において、自民・公明の委員が、八ツ場ダム中止に対する都の見解をただしたのに対し、東京都の河島均・都市整備局長(58)は、
「(前原国交相の八ツ場ダム建設中止表明は)暴論と言うほかない。全庁の職員の力を結集して非論理性、不合理性を明らかにしたい」
と答弁し、会場は怒号で騒然となった。

河島均・都市整備局長(58)とは:
東大工学部卒業後の74年に入庁。都市計画局マスタープラン担当部長、知事本局政策担当部長などを歴任。
役員を兼ねているのは「建設資源広域利用センター」という会社で、旧建設省と首都圏の東京、埼玉、神奈川などが出資した第3セクターで、都にも役員ポストが振り分けられている。
つまり、公共事業で出た残土の売買を仲介して手数料を得ている国交省OBの天下り会社のひとつだ。
ダム建設で出る膨大な建設残土や堤防整備の資材供給で、自分の三セク会社をボロ儲けさせるためと思われても仕方がない発言である。

→日刊ゲンダイはオンライン購読できます。
関東版 : 1,995円(税込)

多くの国民が中止を当然と思う八ツ場ダム建設。
建設中止に猛反対する(あるいはそれを後押しする)ウラにはしばしば、役人をはじめ、税金で飯を食う者たちの利権構造が隠されている。
私たちが必死に働いて払っている税金は、私たちの生活を安心で豊かにするためのものです。
役人による不当な搾取を根絶するためには、私たち国民が自分の払った税について常に強い関心を持ち、行政を監視し続ける以外方法はありません。

八ツ場ダム 解決の糸口はあるのか?(追跡 A to Z (NHK総合) 

今晩10時からNHKで八ッ場ダムの番組が放送されます。
嶋津暉之さんや渡辺洋子さんも登場する予定ですので、ぜひご覧下さい。

追跡 A to Z (NHK総合)
『八ツ場ダム 解決の糸口はあるのか?』
10月10日 土曜 午後10時~10時43分

鳩山新政権が掲げる「大型公共事業の全面的見直し」。その試金石と言われているのが、群馬県で建設が進められている「八ツ場ダム」である。総工費およそ4600億円、計画から50年以上経た現在でも完成していない「八ツ場ダム」について、前原国土交通大臣は「時代が変わり、社会環境が変わったら、やめるべき公共事業はある」として、建設中止を明言している。

八ツ場ダムの建設予定地である群馬県長野原町では、計画が持ち上がった当初、激しい反対運動が繰り広げられてきた。その後、町は賛成派・反対派に分かれて対立し、地域の絆は失われていった。ほとんどの住民がダム建設を容認したのは、平成に入ってからだった。そしていま、政権交代によりダム建設中止が打ち出されたことに対し、住民たちの間からは、「またもや国に翻弄されるのか」という、強い怒りや不安の声が高まっている。

また、八ツ場ダムの建設中止を巡っては、治水・利水のために長年にわたって多額の負担をしてきた流域の自治体からも反対の声が上がっている。ダム建設中止の是非をどう考えればよいのか。国は、住民の痛みにどう向き合うべきなのか、追跡する。(番組案内より)

八ッ場ダム 千葉県議会の懲りない面々(大野ブログより転載) 

【八ッ場ダム 千葉県議会の懲りない面々】(2009/10/09)

9月県議会は今日で6日目。毎日、八ッ場ダムについての質問が出る。
しかし、自民党県議の質問はひどい。県当局の答弁はもっとひどい。両者とも、これまでの自民党政権下の国交省の説明をそっくり丸呑み。自分ではなんの検証もしていない。 ただのひとりも、私たちの主張に反論することもないし、それどころか、言及さえしないのだ。

彼らが繰り返し発言するのは、「民主党はひどい。一方的だ。地方の意見を聞かない」。こればっかり。
よく言うよ。
これまで、いくら私たちが数字をあげて反論しようが一顧だにせず、ダム反対派の意見には一切耳を傾けず、一方的に国に盲従してきたくせに。「人の意見を聞け」などと、「人の意見など聞いたこともない人たち」に言われたくない!

しかも、今八ッ場ダム建設に反対している私たちの側は、1日最大給水量の実績や今後の傾向、建設の実際の進捗率など、詳細なデータを提示しているのに、ダム推進派はほとんどデータを示さない。感情論ばかりが目立つ。

更に驚いたのは、先日公明党の議員が、「今更中止など大変だ。国交省に今までの情報を開示するように、千葉県は求めるべきだ」とおっしゃった。
ちょ、ちょっと、待って。
旧政権下の国交大臣はどこのどなただったのか? 確か2代続けて・・・???

今日の自民党議員の質問もひどかった。
IT 産業の新工場誘致を千葉県が失敗し、兵庫県に取られてしまった件をあげ、「IT産業を誘致するには何よりも水が大切。だから八ッ場ダムは必要なんだ!」と ぶち上げた。あのね、千葉県が誘致に失敗したのは別の理由です。新工場が茂原市から姫路市に移ったのは、水道料金が3分の1だったことのほか、立地条件が あちらのほうが格段に優れていたからである。なんでも八ッ場ダムのせいにするとは、ポストが赤いのも八ッ場ダムのせいなのか。

千葉県の工業用水のことをもう少し説明すると、現在工業用水は不足しているどころか、ダブダブに余っている。八ッ場ダムから水をもらうことになっている「千葉関連4地区」という工業地域では、実に八ッ場ダム7個分の水が余っているのだ。

4地区

今はどの工場も、使った水はほとんど再利用しているし、今後経済状態が飛躍的に上向き、新規工場が千葉県に押し寄せることも考えられない。これ以上工業用水が必要だとは思えない。

工業用水千葉県全体


工業用水全体で見ると、売れないで困っている「未売水」というのが、なんと約5万2,000トンもある。あ まりに売れないので業を煮やした企業庁は、2007年、新規に契約するときに必要な「申し込み納付金」を廃止した。もし完売していたら100億円手に入っ たという。つまり、100億円損してでも売りたいということだ。これでも八ッ場ダムが必要だと、千葉県は言い募っている。これを例えて言うなら、「倉庫に売れない羽根布団が山ほど残っているのに、更に中国へ高い羽根布団を買い付けに行こう」としているアホな商売人だ。


◆関連記事
八ッ場ダム 本当の悪代官は誰だ?(2009/10/06)
八ッ場ダム 自民党は相変わらずの不勉強(2009/10/01)
大野ブログ・その他の八ッ場関連記事

八ッ場ダムのウソorホント?徹底検証!緊急集会 

国民の圧倒的な支持を受けて誕生した新政権は、「八ッ場ダム中止」を明言しましたが、国土交通省とともに八ッ場ダムを推進してきた都県知事たちがダムの完成を求める主張を執拗に展開し、また、地元からはダム中止に対して強い反発が示されています。知事たちの主張のほとんどは、事実に基づかないものであるにもかかわらず、報道の多くはそれらを無批判に伝えています。
 私たちは、5年に及ぶ住民訴訟を通じて、また、様々な媒体を使って、八ッ場ダムの本質的な問題点、不要性、危険性を明らかにしてきました。
 この集会では、八ッ場ダムについて流されている情報の真偽を検証し、なぜ今、八ッ場ダムを止めなくてはならないのか、また、半世紀以上も国の政策に翻弄されてきた地元住民にとって、本当に望ましい生活再建の道筋とはどういうものなのか、ともに考えたいと思います。
 多くの方のご参加をお待ちしております。

日 時 10月18日(日)13:30~16:00
会 場 コア・いけぶくろ(豊島区民センター)5階音楽室
  (JR山手線池袋駅東口下車 徒歩5分)印刷用マップはこちら(PDF 96kb)
定 員 100人 
資料代 500円
 徹底検証!緊急集会

<おもな内容>
検証 1 八ッ場ダムは継続するより中止した方が高くつく?
   2 八ッ場ダムはすでに7割もできているので、今さらストップできない?
   3 八ッ場ダムが中止になると、利根川の水を使う権利がなくなる?
   4 八ッ場ダムは大渇水のために必要?
   5 八ッ場ダムは利根川の洪水対策として重要?

提案   ダム予定地の生活再建と地域の再生について
◎ 解説 嶋津暉之(水源開発問題全国連絡会共同代表)
     広田次男(八ッ場ダム住民訴訟原告団・弁護団事務局長)ほか

共催 八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会・八ツ場ダムを考える1都5県議会議員の会
問合せ先:
TEL/FAX 042-341-7524(八ッ場ダムをストップさせる東京の会 深澤)
 TEL/FAX 043-462-0933(八ッ場ダムをストップさせる千葉の会 入江)
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