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衆院選2009 八ッ場ダム建設事業に関するアンケート 

報道関係 各位
2009年 8月14日
八ッ場ダムをストップさせる千葉の会
代表  中村春子
村越啓雄

衆院選候補予定者への「公開質問状」の回答結果

 八ッ場ダムをストップさせる千葉の会は、8月30日投票予定の衆院選挙立候補予定者、千葉県選挙区の45名の方々に公開質問状を提出し、回答結果を別紙のとおり集計したのでお知らせします。
 なお、各政党については、八ッ場あしたの会が実施し、その結果については、HPなどですでに公表しております。
 
 八ッ場ダム事業については、千葉県にとって不要であり、危機的な県財政にとって見過ごすことの出来ない財政負担を中止させるため、関係する6都県の住民と共に各地方裁判所において住民訴訟を提起し、また八ッ場ダムに反対する地方議員の会の結成や、千葉県知事や議会会派へも理解を求め、民主党をはじめとして、各政党にも理解を求めてきた経緯についてはご案内のとおりです。
 このたびの衆院選挙に際し、立候補予定者からの公開質問状の回答結果について、会員および会の運動を支援していただいている県民にご案内し、衆院選挙の投票行動につなげることとしております。
以 上




八ッ場ダム建設事業に関するアンケートの回答結果(2009年8月14日)


2009年衆議院議員選挙を控え、当会では8月3日現在の選挙区立候補予定者(県選挙管理委員会の説明会参加者名簿より、無所属は除く)45名にアンケート用紙をファックスで送りました。その結果は次の通りです。
なお公明党は選挙区立候補予定者がおりません。

回答の状況
民主党:13名中11名で 84.6%   
自民党:13名中 8名で 61.5%  (6名が「回答しない」という回答)
共産党:5名中 5名で 100 %  
社民党:1名中 1名で 100 %
幸福実現党:13名中0名で 0 %

回答率は全体で55%ですが、幸福実現党を除く回答率は78%でした。

質問1.八ッ場ダムへの関心度については、全員が「関心をもっている」で、八ッ場ダム建設事業の重要性をどの党も認識していることがうかがえます。

質問2.八ッ場ダム建設事業への意見は、民主党、共産党、社民党は全員 「八ッ場ダム事業は中止すべきだ」と回答。
自民党は全員「八ッ場ダムは建設すべきだ」と回答。「どちらか判断つかない」はいませんでした。

質問3.建設反対の方(17名)の反対理由(複数選択可)は、「水需要が減っていく時代になったので、八ッ場ダムの水源は必要ない」「税金の無駄づかい」がそれぞれ17名で、全員がこの二つを重要課題ととらえていることがわかります。
「吾妻渓谷などの自然環境を破壊する」が11名、「八ッ場ダムは洪水を防ぐ役には立たない」が10名、「脆弱な地盤にダムを建設すると災害の危険性がある」が8名、「ダム予定地の地域社会を崩壊させる」が7名、「その他」は2名でした。

質問4.建設賛成の方(2名)の賛成理由(複数選択可)は、「水道水源確保のために八ッ場ダムが必要」「治水のために必要」「その他・・・一面だけでなく総合的判断」それぞれ1名でした。国土交通省の説明そのままです。

質問5.ダム中止後の地域再建については、回答は建設反対の方(17名)のみでした。どのような支援、手当が必要かとの問いに対し「地元住民を中心とした新たな地域再建計画」が15名、「地元住民への生活再建支援金」が13名、「地域再建事業への国と6都県の費用負担」が11名でした。

民主党、共産党、社民党は、地域再建の支援の必要性を認識していることがわかりました。

■アンケートを実施して
 実質的な選挙運動に入っている期間にアンケートをさせていただいたが、回答率78%(幸福実現党を除く)の回答は、八ッ場建設事業に対する高い関心がうかがえ、私たちの運動がこの結果をもたらしたものと理解したい。

 政党による回答率の偏りが顕著にみられるが、幸福実現党の回答者ゼロは論外として、自民党の皆さんも有権者からのこのような問いかけの機会に積極的に対応されて、新しい政治を目指す姿勢を示していただきたいものである。

アンケート回答内容の詳細は、これ! クリックで拡大します↓
2009衆院選 公開質問状

2009衆院選 公開質問状 html版はこちら


八ッ場あしたの会から
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何を見てきたのか? 森田知事の八ッ場視察 

大野ひろみ県議のブログ(2009/08/01)より転載


昨日、森田健作知事は群馬県の八ッ場ダム工事現場を視察。
「民主党のマニフェスト“八ッ場ダム中止”はおかしい」と強く批判したという。
 
しかし、視察は午前中のわずか2時間。しかも全て国交省が仕立てたバスによる「完全推進派」ご一行様ツアーだ。ダムの湖底に沈む川原湯温泉街は、車窓から見ただけらしい。
せめてバスから降りて、クシの抜けたように人々がいなくなった理由、50年近く国の「アメとムチ」に振り回されてきた苦悩の歴史を聞いて回るくらいの努力をすべきだったろうに・・・ 

視察を終えてからの発言もおかしいことだらけ。
「アメとムチ」ではなく、「ダメと無知(無恥?)」をさらけ出している。
例えば、「進捗率も7割。ここまで来た以上は完成させないといけない」

知事は、ダム本体工事がまだ全く着工されていないことをご存じないのか。7割というのは、周りの付け替え鉄道や付け替え道路など、関連工事のこと。しかも、その進捗率7割は数字のマヤカシだ。
国道145号線の付け替え工事は崖崩れ多発地帯などがあり難渋していて、進捗率はたったの6%。
県道も最大で18%に過ぎない。少しでも手をつけている箇所を全部合わせての、苦し紛れの「7割」なのだ。

付け替え道路は、ダム本体工事に着手する前に完成させなければならないから、2010年度末が期限だが、現状では誰が見ても不可能である。午前中2時間では、そこまで見る余裕はないだろうし、国交省も崖崩れ地帯や都合の悪いところは見せないだろう。
が、仮にも「知事」である。工期がまたも延びることがあってはならない。そういう「常識的な目」で現地を見ることをこの知事に求めるほうが間違っているとは思うが・・・

また、「地元住民の99.9%が完成を望んでいる」とも発言。これも国交省の受け売りだろうが、とんでもない誤解だ。温泉街を取り仕切っている旦那衆だけの数字であろうか。代替地に移転希望している住民がどれだけいるのか、調べたのか。民主党が掲げる「地元住民の生活再建支援法案」のことはご存知ないのか。

実は今回の突然の視察。国交省のお膳立てであることは明々白々。少し前には埼玉県知事が、やはり「極めて無責任」だと、強烈に民主党を批判している。

暫定水利権をあげての批判だが、これもおかしい。埼玉県の場合、農業用水転用水利権を多く持っており、冬場には非かんがい期であるとして権利がないので、「暫定水利権」として扱われている。
で、八ッ場ダムなどによって冬場の水利権を確保するということだが、利根川では、冬場は農業用水はほとんど使われていないので、かなりの余裕があり、今まで埼玉県が冬に水不足になったことは一度もない。つまり、八ッ場ダムがなくてもずっと水は確保されてきたのだ。
暫定水利権と名づけて「使用不可能」などとは非現実的であり、何がなんでもダムを作りたい側の「机上の空論」だ。水利権制度を根本から見直すことを、民主党政権には求めたい。

森田知事の視察も、埼玉県上田知事の発言に呼応したものに間違いないだろうし、早晩、東京都の石原知事も乗り出してくることだろう。いよっ! 「首都圏連合」の大親分、親分、若頭(バカ頭?)が勢ぞろい!!!

対する民主党はしっかりとチャカ・・・ではなく、理論武装して、「公開討論会」を相手側に申し入れるなど、言論で決闘していただきたい。
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