第13回裁判の予定 

12月18日(火) 午前11時00分 千葉地裁

第12回裁判報告 

9月25日(火)第12回の裁判 報告


入江晶子

 今回、原告側は準備書面(14)利水にかかわる補充・再反論と準備書面(15)治水にかかわる再反論を提出した。
被告側は準備書面(15)を提出し、原告の治水に関する従前の主張に反論を行なった。

午後3時からの進行協議では、裁判長から今後の進行について確認があった。
裁判長から被告側に対し、「財務会計行為に関する原告の準備書面(11)と(12)への反論が今回ないがどうするのか」との問いがあり、
「実体論をふまえた技術的主張を行ないたい」と答えた。また、次回期日については、「原告準備書面(15)への反論を提出し、
できれば原告準備書面(14)の反論も行ないたいが、利水に関するいろいろなデータをチェックしているところなので、時間がほしい。
可能であれば次回併せて提出したい」との意向が示された。
一方、原告側は「財務会計行為に関して掘り下げたものを検討中であり、決定版を用意しているが、被告が実体論をふまえた財務会計行為論を考えているのであれば、それが出揃った段階で補充・反論したい」と裁判所に伝え、了解を得た。

次回期日に向けて、原告側が「立証計画の提出と事実関係の補充的主張(原告が独自に行なった流域の堤防にかかわる実態調査書などを念頭に)を提出する予定である」と述べると、被告弁護士伴氏は「原告側で独自に調査をやったみたいですから読ませていただかないと」といつになく反応していた。
裁判長からは「早ければ次々回、立証を考える時期なのでしょうか」という発言も飛び出したが、その前段で伴氏からは「政治問題だからやってもしょうがない」といつもの決まり文句があった。

その後、法廷に移動し、原告代表の坂倉さんが利水にかかわる準備書面(14)について、パワーポイントを使っての陳述を行なった。①現実と遊離した千葉県の長期水需給計画②ダム計画の呪縛から自由になった横浜市の水道計画③千葉県包括外部監査人の指摘④被告主張の誤り⑤原告の再反論を柱に、図表を取り入れながら大変説得力のある内容であった。

裁判終了後の説明会では弁護団から「伴弁護士はこれまで財務会計行為論のみで勝負する。実体論に入ることはなじまないと主張していたにもかかわらず、今回は利水、治水など実体論に基づいた財務会計行為論を展開したいと明言した。これをどう見たらよいのか」「この種の裁判は門前払いが多く、いかにして実体論に入るかが問題だが、裁判長も毎回多くの傍聴人を見てこの裁判をきちんとやらなければと思ったのだろう」等々の感想があった。
説明会終了後、終業前後の県庁前でストップ八ッ場ダムのカラー刷りチラシを配布した。
次回裁判は、12月18日(火)午前10時30分から進行協議、11時から口頭弁論。

第12回裁判の予定 

日時:2007年9月25日(火) 15時30分~
場所:地方裁判所 301 法廷    
集合:15時 千葉地裁玄関前集合して入廷します。
 
第11回裁判では裁判長が原告代理人に「原告の法的主張(財務会計行為)については完結したので、反論していただきたい」と促した。また「各論への反論は必要の範囲内で行ないますか」と裁判長が問いかけたが、伴弁護士は「各論への反論はこれ以上しません。」と答えた。
伴弁護士によると、応えることは自治法無視になるそうだ。
傍聴席はほぼ満席。千葉市の高野晴美さんが15分のなかで治水問題の意見陳述を行なった。

裁判終了後はいつものように、やりとりの解説、そして意見交換が行われます。
また裁判の後、県庁前で八ッ場ダムをストップさせるチラシを配付しましょう。
裁判の経過やわたし達の主張を広く市民にも訴えて行きましょう。大勢のご参加を待ちます。

裁判終了後 場所:弁護士会館または県ネット会館 30分くらい。参加をお待ちします。
内容:弁護団からの説明、意見交換、各地の状況報