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第5回裁判の記録 

日時:2006年2月17日(金)10時20分~11時
場所:地方裁判所 301 法廷    
集合:10時 千葉地裁玄関前集合して入廷します。

  裁判では八ッ場ダムが治水上役立たないことをパワーポイントで説明しました。
  (法廷内に説明用の大きな液晶ディスプレーが2台設置されました。)

  多くの人が傍聴し、市民の関心の高さを示しましょう。裁判の後、説明会を開き
  裁判所でのわかりにくいやりとりの解説、そして意見交換が行われます。
  場所:県ネット事務所  1時間くらい
  (みなさん参加されますのでご一緒にお出で下さい)
  内容:弁護団からの説明、意見交換、各地の状況報告
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第5回裁判記録 

午前10時からの進行協議に引き続き、20分から第5回裁判が始まった。
 今回、私たち原告は治水に関する第3準備書面を提出し、入江さんがその内容をパワーポイントを使い陳述した。

 主張の要点は、「①極めて過大な洪水流量を想定した利根川の治水計画は現実性がない。破綻しているということ。②カスリーン台風級台風が再来した場合でも八ッ場ダムの治水効果はゼロであるということ。従って、千葉県が治水上、八ッ場ダム事業によって「著しい利益」(河川法63条)を受けることはないことから、治水負担金の支出は違法である」。
 
 千葉県特有の問題として利根川放水路を取り上げた。既に住宅密集地となっているのに用地を買収し、川幅300メートル、延長32キロメートルの放水路をつくる治水計画は到底無理であり、河川計画がいかに非現実的かを指摘した。さらにこの利根川放水路によって、東京湾に毎秒3,000トンが流されるのであれば、100キロ以上も上流に八ッ場ダムをつくり、毎秒600トン流量をカットしても千葉県の治水には全くメリットがないと主張した。

 進行協議で今後のスケジュール等の話し合い済みであったため、被告側(千葉県)からの発言はなかった。
 次回期日5月26日(金)午前11時を確認し、終了となった。私たちは次回裁判までに財務会計行為に関する書面と利水に関する書面を提出する予定だ。私たちの提出する財務会計行為書面に対し、被告側(千葉県)は反論ではなくこれまでの主張の補充を行なうとのこと。

 傍聴席はほぼ満席だった。

 裁判終了後、弁護団による説明会があり、引き続いて「千葉の会総会」が開かれた。会合にも50数名が参加し、活発な意見交換が行なわれた。
 会場内から、「6都県の裁判で1つでも勝訴になれば、八ッ場ダムは止まるのか」との質問があった。それに対して菅野弁護士から「そのとおりだ。しかし、この裁判は法律論だけでは勝てない。毎回傍聴席をいっぱいにし、市民が関心を持って見ていることを裁判所に示すことが何よりも大きな力になる」と説明された。

 島田弁護士からは治水準備書面の補足説明があった。
 現地の工事の進捗状況に関しては、藤原さんらから①18年度は360億円の予算付けがされ、事業費ベースでも4600億円の半分以上の進捗となること②ダムの仮排水トンネル(転流工)へ着手する見通し③打越地区で一部代替地造成完了か、等々の説明があった。

 嶋津さんから利根川水系河川整備計画策定に対し、今後、流域住民が結集し、流域委員会を設置させる運動を展開していこうとの呼びかけがあった。

第3回総会 

2006年2月17日市民ネットワーク千葉4階会議室

中村春子代表の次の要旨のご挨拶があった。「裁判も大勢の市民の監視があって始めて市民の意向にも配慮した正しい判決がおりるもの、従ってできるだけ多くの方々の傍聴をお願いしたい。弁護士のみなさまも手弁当で頑張ってくださっていますので、今後とも傍聴して結果を見守っていただきたい。」

服部かをるさんの司会で大野博美議長選出、佐々木裕が書記に選出された。

議事進行は第1議案から第5議案まで、議案書のとおり審議され全員一致で承認された。


第1議案 活動報告                     

第2議案 会計報告

第3議案 活動方針

第4議案 2006年度予算

第5議案 2006年度役員選出

役員については次の通り決定した。

代表   村越啓雄 中村春子

事務局  大野博美 入江晶子

幹事   藤原 信 井村弘子 武笠紀子 柘植芙佐子

広報   佐々木裕

会計   服部かをる

会計監査 田隈理一 牛野くみ子



総会での質疑は3点あった。

一つは弁護士さんに対する謝礼がどうなっているかという点だったが、現状ではすべて無報酬のボランティアでお願いしている。しかし、全国市民オンブズマン連絡会議から、八ッ場ダム市民連絡会の弁護団に200万円の闘争資金が出ている。八ッ場ダムをストップさせる会のイベントに関しては独立採算で実施している。

二つ目は県議会などに対する具体的働きかけがどうなっているか、という質問だったが、千葉県では堂本知事をはじめ与党はもちろん、民主党も「八ッ場ダム」に対して賛成しているので非常に難しい。しかし、また県会議員選挙が近づいたら説得してみることを考えている。

 また5年前から「政策評価制度」というものができた。政策の費用対効果を事前/事後に事業評価する。県がこうした政策評価をきちっとやったかどうか精査する。その他、陳情などではラチがあかないが、他に歯止めになる方法がないか検討している。

 三つ目は、八ッ場ダムの進捗状況が早くてかなり出来かけているという話があるがどうか、という点に関しては、ダム本体工事には入っていない。道路の付け替え工事などが進んでいるが、それでもJR吾妻線を左岸から右岸に変えるなどまだまだである。現場の200所帯の移転は済んだが、本来のずり上がり方式と呼ばれる山腹の代替希望地が高価なので(17万円/坪)、本来の代替地に移住できたのではない。吾妻川の流域を仮排水する転流工事も大工事なのでまだまだ。しかしこれまでで190億円だった予算が、來年は360億円になる。のんびりとはしておられない。

 島津暉之さんから利根川水系整備計画策定に関して流域住民の声結集の呼びかけがあった。

 なお、会則に従って2006年度年会費¥1000を出席の方々からいただいた。



 以上 佐々木 記す

STOP八ッ場 会報3号 

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